#大谷翔平

インターリーグ エンゼルス0―2ドジャース(2023年6月21日 アナハイム

エンゼルス大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季15度目の先発登板。7回101球を投げて5安打1失点、12奪三振の力投を見せたが、打線の援護なく3敗目を喫した。打っては3打数無安打1四球だった。チームは0―2で敗れて、対ド軍連戦は2試合連続で零敗に終わった。

投げては、3回まで1安打6奪三振とほぼい完璧な投球を見せたが、回、先頭のフリーマンに真ん中に入ったスライダーを中越本塁打されて先制点を献上。その後は、三塁を踏ませず、7回までに12三振を奪い、5安打1失点で降板した。打っては、ブルペンデーで毎打席ごとに変わるドジャース投手陣の前に3打数無安打1四球だった。

これで通算の打撃成績は、74試合で284打数83安打、24本塁打、58打点、打率・292、10盗塁、投手成績は15試合で6勝3敗、防御率3・13となった。

この日は101球のうち、ストライクは77球で、ストライク率は今季最高の76・2%と抜群の制球力を見せた。また、直球を今季最も多い50球投じ、スイーパーを減らして、カットボール、スプリットを増やした。試合後、大谷は、球種について「ゲームプランであったりとか、そのバッター個人個人の傾向であったりとかによって多少変わってきますけど、投げ心地がよかったので、真っすぐを多めに投げたという感じですかね」と言い、イニング間での微調整も「きょうはすごくよかったですね。ブルペンからよかったですし、それを試合の中でも継続できていたので、そういう感覚を、言葉では難しいですけど、今も言いましたけど、継続するのが難しいかと思います」と話していた。
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